1964-04-03 第46回国会 衆議院 外務委員会 第15号
だから、仮定的に申し上げたので、呉学文の入国をそれほどおそれる必要はないじゃないかと仮定的に申し上げたのだが、しかし、今度の拒否によって、少なくとも私どもが新聞等を通じて拝見すると、南漢宸団というものはあるいは訪日不可能になるかもしれない、こういうことを南団長みずからが新聞を通じて談話を発表してみえる。私は、あなたの言う、日中関係の将来の友好に傷をつけるものでないという断定はできぬと思うのです。
だから、仮定的に申し上げたので、呉学文の入国をそれほどおそれる必要はないじゃないかと仮定的に申し上げたのだが、しかし、今度の拒否によって、少なくとも私どもが新聞等を通じて拝見すると、南漢宸団というものはあるいは訪日不可能になるかもしれない、こういうことを南団長みずからが新聞を通じて談話を発表してみえる。私は、あなたの言う、日中関係の将来の友好に傷をつけるものでないという断定はできぬと思うのです。
この間南団長初め私どもが行っておったときに、何千人も使っておらなければならぬ川崎にたった三人しか使っておらない。これはみんな請負人が自分の連れてきた労働者に仕事をさせる。炭鉱から首切られた労働者を使わない。こういうところから従ってこの失業者は使われておらぬのであります。こういう点はまさに通産省なり労働省なり運輸省なり、こういうところとの連絡が不十分である、こういうふうになると私は思う。